パンズ・ラビリンス DVD-BOX
「パンズ・ラビリンス DVD-BOX」と「金八先生」情報
おすすめ度:★★★★☆
価格:¥ 4,507
Amazon取り扱い開始日:2008/03/26
販売元:アミューズソフトエンタテインメント
商品説明:
アカデミー賞3部門受賞!
鬼才ギレルモ・デル・トロによる
ダークファンタジーの傑作!
【ストーリー】
1944年のスペイン内戦で父を亡くしたオフェリア。
ある日屋敷の近くのうす暗い森の中に秘密の入り口を見つけた彼女は、
妖精の化身である虫たちに導かれ迷宮の世界へと足を踏み入れる・・・。
【映像特典】
●ビジュアルエフェクト
●撮影メイキング
●イバナ・バケロ来日インタビュー など約58分
【封入特典】
●『パンズ・ラビリンス』設定資料&写真集(32P)
ギレルモ監督直筆スケッチでの設定資料や、美術スケッチ、ストリートボード、海外ポスタービジュアルなどを収録!!
※限定5,000セット美麗デジパック、豪華外箱付き
★★★★☆ 地獄と天国とはどこに?答えは永遠の謎!?
邦盤デザインの明るさから楽しいファンタジーと思いきや実際はナチス虐殺を描いた「プラハの春」を彷彿させるような残酷描写のある映画。R18指定でしょう?と思うほど子供には見せたくない場面連発です。ハリーポッター三作目の監督依頼を断り、自らが好きな映画(ヘルボーイ)を製作するなど、映画作りにこだわりがあるギルレモ・デル・トロ監督作品。彼曰く「自己最高傑作」だとのことだが、ダークファンタジーの傑作である。本作は見方によって何通りにもとらえられる。過酷な現実に耐えきれない純情少女の現実逃避妄想物語。または、本当のファンタジーであり出来事は真実?ということでありその答えは観客の見方に任されている。ある評論家は可愛そうな少女の悲劇と論じていたが、私にはそうは思えない。もう一度観るのは少々辛い(残酷で)が、それでも観たくなる奥行きがある。
 
★★★★☆ 戦時下を舞台にした切ないファンタジー
昔、地底の国の王女が地上に出て死んでしまった。地底の国ではその魂が帰るのを待つが、それが宿った少女には地底国の門番である獣人のパンによって与えられる試練を克服しなければならない。魂は第二次大戦下の少女に宿っていた。少女は母の再婚者である横暴な軍指揮官の下で暮らすことになるが、ゲリラと争う戦地で地底への入口を発見し、パンに出会い、試練を与えられる。これを克服できれば地底への扉が開かれるが...。
多感な少女が翻弄される現実世界での描写は限りなくリアルで悲惨な戦争ものとして描かれているだけでなく、悪魔を連想させるパンをはじめとするクリーチャーもグロテスクなものばかりで、少女の心の救いである母親は病弱な上に身重である。少女の目に映る世界はまるでモノクロのようで、現実も非現実も差がなく暗いという不思議な世界観を醸し出す作品である。少女が不思議な世界に迷い込み、自力で困難を乗り越える作品として『千と千尋の神隠し』があるが、本作品はこれとも違って異様な暗さが満ちている。それだけに、少女にたいする感情移入が増幅され、表現できないような切なさがこみ上げてくる。最後も複雑な気分になる構成で、独特の世界観を維持したまま終幕を迎える。少女も平凡な雰囲気の役者を選び、特殊効果も必要最小限におさえて、レトロな実写感覚へのこだわりと脚本を重視した姿勢が感じられる。また凝った設定ではないようにも思えるのだが、脚本と編集のバランス良さで、2時間の内容も苦にならなかった。
今までに感じたことのない不思議な気分になる作品。一話完結の単独作品として完成度は高く、続編は必要ない。値段分の価値はあると思うが、好き嫌いは分かれそうな作品。個人的には星4つだが、みてすっきりするような映画ではない。
 
★★★☆☆ そうなんです
この作品は映画批評家、有名人らにすんげぇ高評価やったんで観に行きました。
でも俺としてはそんなに目新しいトコは無かったように思いました。
別に俺がファンタジーが好きじゃないとかいう理由じゃなくね、ストーリーも先が見えたし、この分野では結構重要であろう映像も普通。
主人公の女の子の生い立ちとかの設定、時代背景、家族関係云々、どれをとっても普通。
色んな思想が盛り込まれている感じがかえって普通に感じたかなぁ。
まぁ好みが分かれる映画こそ観てみる価値はあると思いました。
 
★★★★★ 多くの人と感想を交わしたくなる映画。みんな見るべし!
本作はファンタジーに新たなジャンルを切り開いたという点で、今年度の中でも非常に重要な1作と言えるだろう。
ファンタジー映画でありながら精神分析学の教科書としてみることもできるし、哲学的、かつ文学的な内容は多くの論議を生むはずだ。説明的場面を極力抑え、わかりやすい起承転結よりも登場人物の心の動きをとことん追った演出は、宮崎駿の作品に共通するものだ。特に哀しいとも幸福とも断定できない結末は、何度も思い返したくなるほど深い味わいがある。過酷な環境下での単なる現実逃避でなく、ギュンター・グラスの「ブリキの太鼓」のように、幻想と現実を等価に扱う作者の試みは見事に成功している。
 
★★★★★ パンズ・ラビリンス
ギルレモ・デル・トロ監督
メキシコ 118分
1944年フランコ政権下のスペインの森を舞台に“牧神”(下半身がヤギで頭に角)パンと少女との不思議な世界
未亡人(カルメン)と娘(オフェリア)、身を寄せる所は森のなかにあ、カルメンの新しい夫ビダル大尉がいるのゲリラ狩りをやっている軍事政権の基地。そこで変わった巨木に魅せられて少女は、その巨木に触り“パン”と出会う。現実の世界から逃避したい少女は“パン”に「あなたはこの世界のプリンセス、モアナ女王の生まれ変わりですよ、でもプリンセスになるには、三つの試練があります」と言われ、巨大な木の根元にある洞窟にいる巨大カエルと対決し鍵を獲得したオフェリアはパンに合い今度は「チョークによって、迷宮にはいり、怪物ペイルマンの所にいってが短剣をとってきなさい、しかしご馳走があっても、それを絶対食べてはいけませんよ」と言われる。監視する机の上に載った剣を盗み出すのだが、「食べてはいけない」と言われた。ご馳走の一部のブドウを口にしてしまう。それに気付いた怪物は少女を捕まえようとするのがなんとか逃げおおせる。そして、三つ目の試練とはオフェリアに取っ手は残酷なものであった・・・・・。
見所
迷宮に入る空想の世界と森の中で繰り広げられるゲリラ狩り激しい残酷な現実。義理の父となるビダルはで、捕虜を捕まえては、はげしい拷問を加える真性サディストで殺しと拷問が趣味のような男でカルメンを自分の息子を産む単なる道具としか考えていない。実母は妊娠10ヶ月で常位胎盤の予兆あるのだが、そのビダル以外に頼れる人物はなく、少女は孤独感を強めてしまう。また、親子の世話をするメイド、メルセデスは実はゲリラ側と繋がりがあり、結局ビダルに捕らえられてしまう。究極の姉と弟の兄弟愛を描いています。現実世界ではメルセデスと弟のペドロとの空想の世界では、オフェリアとうまれてくる弟の間の兄弟愛を描き現実世界と空想世界をリンクさせている。
ラストは芥川竜之介の『杜子春』を思わせる精神的に残酷なメッセージを与えてくれる。
 
- 2008年01月17日 10:36
- 洋画

